新庄が怪しいです。その印象はかなり強く残りました。ただ、第11話を見終えた翌朝にいちばん引っかかったのは、犯人の名前より標的の選び方のほうです。国内の4人とバルカの黒須、この5人全員が、前作のテント潜入作戦を知っています。
放送翌朝に残った四つの説
放送直後に目立った説は、四つありました。ベキが銃撃後も生きているのではないかという読み、新庄が5人の居場所を漏らしたのではないかという疑い、別班員は乃木を誘い出すための人質だという見方、そしてキプロスにいたアリが拉致側とつながっているという説です。
どれも、まだ答えは出ていません。新庄には公安とノコルの双方へつながる立場がありますが、国際規模の拉致を一人で動かした証拠はありません。アリも居場所が不自然というだけで、共犯とは決められません。
放送翌朝の説は、どれも勢いがあって強く見えます。一日置くと順位が変わるので、この時点の並びをそのまま記録として残しておきます。
いま最も強いのは、標的の共通点
5人は前作のテント潜入に関わっています。敵が別班全体を狙うなら、ほかの人物も候補に入るはずです。この5人だけを選ぶ理由は、彼らが共有する任務の記憶にあるのだと思います。
まだ敵から要求はなく、拘束後の状態も分かりません。尋問、報復、交換、誘導のどれなのかも決められません。次に5人が何を聞かれるかで、拉致の目的が見えてきそうです。
共通点が一つしか見つからないとき、それは強い手掛かりになります。ほかの共通点が出てくれば、話はすぐ変わります。
五人の表向きの職業を並べると、別の共通点も浮かんできます。それでも今は、テント潜入の記憶のほうが太い線だと思っています。
どちらの線を採るかで、次に確かめたい場所が変わります。今日のところは、潜入作戦の側から見ていきます。
五人を選べたという事実のほうが重い
五人を選べたということは、別班の名簿に近い情報を相手が持っていたということになります。名前を知らなければ、選ぶこともできません。
しかも療養先まで押さえられていました。名簿だけでは足りません。いまどこにいるのかという、更新され続ける情報が必要です。
だからわたしは、犯人の名前より先に、どこから情報が出たのかを知りたいと思っています。入口が分かれば、出口の人物は後からでも絞れます。
この記事の要点
- ベキ生存説が、野崎の言葉と三つの骨壺から再び浮上しました
- 新庄関与説は有力ですが、5人同時拉致を単独で動かせるのかが弱点です
- アール山を囲む移送先から、殺害より誘導を目的とする説が生まれました
- 黒須の意図的拉致とアリ共犯は、面白いのですが直接証拠がありません
出典・参考
本編と公式情報を事実確認の軸にしています。報道や個人の考察は、説の広がりを知るための参考として扱い、確認できた事実とは分けて記載しました。