新庄はベキの逃走を助け、チョッキーの支援でタイへ逃げました。しかし、第13話は新庄とチョッキーが今回の拉致へ直接関与していないと示しました。
新庄を捕まえて分かったこと
乃木、ドラム、長野はタイで新庄とチョッキーを確保しました。尋問の結果、二人は別班員5人の拉致へ直接関与していないと示されました。
この線は消えました。新庄が逃げていたことも、チョッキーが匿ったことも事実ですが、それを今回の拉致命令まで広げることはできません。
確保の前と後で、見え方がきれいに裏返りました。逃げている人がいちばん怪しく見えるのは当然ですが、逃げる理由は一つとは限りません。
新庄に残った別の宿題
首謀者説が外れても、新庄がベキを逃がした事実までは消えません。ノコルの指示を受けた経緯と、その後もタイで守られていた理由は残っています。
事件を分けて考えます。ベキの逃走、新庄の国外逃亡、別班員5人の拉致は、接点があっても同じ命令系統とは限りません。第13話は、その区別をはっきりさせました。
ノコルの指示でベキを逃がした、という事実の重さも残っています。公安にいた人間が、テント側の命令で動いていたことになります。その関係がいつ始まったのかは語られていません。
首謀者ではなかったからといって、きれいな立場でもありません。新庄は複数の側に足をかけたまま、どこへも完全には属していない人です。
否定された説を、消さずに残す
この説は否定されました。それでもページを残しているのは、なぜそう見えたのかを覚えておくためです。
ハヤトが新庄を有力候補に挙げ、本人は国外へ逃げ、支援者までいました。疑う材料はそろっていました。あの時点で新庄を追ったのは、間違った判断ではありません。
材料がそろうことと、当たることは別です。この説は、その見本として置いておく価値があります。
疑う材料がそろっていたのに外れた説は、外れたこと自体が記録として役に立ちます。次に似た形の材料が並んだとき、同じ速さで飛びつかずに済みます。
外れ方にも、種類がある
完全な的外れではありませんでした。新庄は確かに何かをしていましたし、ベキの逃走を助けてもいます。無関係な人を疑ったわけではありません。
違っていたのは、置いた位置の高さです。関与している人を、組織の頂点に置いてしまいました。役割の大きさを読み違えた形です。
考察でいちばん多い外し方が、たぶんこれです。関わっている人を見つけると、その人を中心に全体を組み立てたくなります。
残った宿題
首謀者説が消えても、新庄がベキを逃がした理由と、タイで守られ続けた理由は残ります。
この二つは別の事件として追います。接点のある出来事を一つの命令系統へまとめないというのが、第13話がくれた教訓でした。
タイで匿われ続けた期間の長さも気になります。短い逃亡ではありません。誰かが、長く生かしておく価値があると判断していました。
首謀者説が消えたあとに残るのは、この「価値」の中身です。新庄は何を持っていて、誰がそれを欲しがっていたのでしょうか。
新庄が5人拉致の首謀者だという説は否定されました。ただし、ベキの逃走を助けた理由と、タイまで続いた支援網の目的は残っています。
ロマン説 / 否定
- AIハヤトが、新庄による別班情報漏洩の可能性を高く示しました
- 新庄がノコルの指示でベキの逃走を助けたことが判明しています
- 逃亡後も、実業家とハッカーの支援を受けています
- 第13話の尋問で、新庄とチョッキーは別班員5人の拉致へ直接関与していないと示されました
- 別班情報を売った人物は日本国内にいると分かり、新庄以外へ捜査線が移りました
- ハヤトと太田の調査は野崎へ行き着き、新庄を今回の事件の頂点には置きませんでした
この説はどう動いたか
AIハヤトの判定を受けて、新庄を拉致事件の有力候補としました。
新庄の逃亡を支える人物が判明しましたが、拉致の命令は確認できませんでした。
複数の支援者が見えたため、新庄単独の首謀者説を見直しました。
第13話の尋問で新庄とチョッキーの拉致への直接関与が否定されたため、この説も否定しました。
出典・参考
本編と公式情報を事実確認の軸にしています。報道や個人の考察は、説の広がりを知るための参考として扱い、確認できた事実とは分けて記載しました。