マタが現行の人物一覧にいます。それだけで、今回の拉致をテント残党の仕業と決めることはできません。ただ、ベキが死亡として扱われたあと、旧メンバーがどこで何をしているのかは、第三勢力を考えるときに必ず引っかかります。マタはその空白を代表している人物です。
残党という言葉で、一つにまとめない
旧テントの人物が再登場しても、全員が同じ目的で動くとは限りません。ベキを守りたい者もいれば、ノコルへ従う者も、組織を離れた者もいます。内部が割れていれば、マタの立場も前作とは変わっているはずです。
残党という一語は便利で、だからこそ危ないです。名前をまとめて一つの集団として扱った瞬間に、分裂説を確かめる手がかりが消えてしまいます。わたしは旧メンバーを一人ずつ別の線で置くようにしています。
マタが知っていることの大きさ
拉致された5人は、テント潜入作戦に関わりました。組織の側で動いていたマタは、その作戦が内側からどう見えていたのかを知る立場にいます。誰が何を話し、どこから崩れたのかという記憶です。
この記憶は、今回の事件で価値を持ちます。別班員を殺さずに運んだ相手が何を欲しがっているのかを考えるとき、テント側の事情を知る人物は証人にも実行役にもなれます。
ただ、知っていることは罪ではありません。怪しさ度を33で止めているのは、知識の多さを行動の証拠にすり替えないためです。
今あるのは所属歴だけ
第11話と第12話に、現在のマタが行動する場面はありません。所在も、誰の指示で動いているのかも分かりません。テントが解体後も同じ指揮系統で動いているという確認すらありません。
顔を見せたときに確かめたいのは、一緒にいる相手と、ベキの呼び方です。それから、別班員を生かしたまま運ぶ理由を知っているかどうかです。ここで立場が決まります。
わたしは、マタが敵として戻るより、分裂した側の事情を語る役で戻るほうが物語として面白いと思っています。根拠はありません。ただ、この作品は人の立場を一度ひっくり返してから本題へ入ることが多いです。
前作を見返すときの、視線の置き方
テントを描いた場面を見返すなら、ベキとノコルの言葉を追うだけでなく、その後ろに立っている人たちの顔を見ておくといいです。マタのような実働の人は、台詞がなくても必ずどこかに映っています。
誰がベキの近くに立ち、誰がノコルの指示で動いていたのかを、ざっと覚えておきます。この配置が頭にあると、旧メンバーが再登場したときに、どちら側から来た人かをすぐに当てられます。わたしはそこを楽しみにしています。
旧テントの実働経験は事件へつながり得ますが、再登場の意味も現在の所属も分かりません。
評価語は犯人認定ではありません。劇中で確認できる接点と、疑いを弱める材料を並べた現時点の見立てです。
疑う材料
- 5人全員が関わったテント潜入作戦について、組織側の事情を知っています。
- 旧メンバーが分裂して、一部が別班へ報復したという説では実行役候補になります。
- 現行の公式人物一覧に掲載されていて、再び物語へ関わる余地が示されています。
疑いを弱める材料
- 第11・12話で、現在のマタが行動する場面はありません。
- テントが解体後も同じ指揮系統で動いているとは確認されていません。
- 新庄や拉致実行犯との通信、所在、動機は、すべて分かりません。
- 前作の所属
- テント
- 立場
- ベキやノコルのもとで行動したメンバー
- 現行人物一覧
- 第2シーズンの登場人物として公式掲載
- 第11・12話
- 現在地と拉致事件への関与は示されていない
出典・参考
本編と公式情報を事実確認の軸にしています。報道や個人の考察は、説の広がりを知るための参考として扱い、確認できた事実とは分けて記載しました。