茨城空港の映像へ手を加えたのは東条でした。しかし、太田か東条かという二択が当たっても、新庄側の仲間だったという前提までは当たりませんでした。
映像を変えた人物は東条だった
第13話は、茨城空港の映像に残ったノイズへ東条が関わっていたと明かしました。太田と東条を比べていた説には、工作を担った人物という答えが出ました。
太田ではありませんでした。太田は国内の情報漏洩者を調べ、後には別班員を救う後方支援へ入ります。二人の技術は、同じ場面で反対の方向へ使われました。
太田か東条かという二択を立てたこと自体は、悪い進め方ではありませんでした。できる人が限られている仕事なら、能力で絞るのは自然です。
外したのは、その能力の持ち主が自分の意思で動いていると決めたところです。腕のある人は、腕があるぶん使われやすいという可能性を落としていました。
二択の立て方そのものは、これからも使います。候補を能力で絞るのは筋のいいやり方で、問題はそのあとに動機を決めつけたことでした。
新庄の仲間ではなく、野崎に使われた
第15話で、東条は野崎に過去のサイバー犯罪を握られ、空港映像の偽装を命じられたと分かりました。新庄を逃がす結果になっても、東条自身が新庄側へ入ったわけではありません。
別班員の拉致についても、東条は知らされていませんでした。最初の説は工作の担い手を当てましたが、所属と動機を外しました。ここを当たりへ言い換えず、一部判明として残します。
握られた過去があると、技術はそのまま弱点になります。できることが多い人ほど、断れなくなったときに使い道も多くなります。東条はその位置にいました。
野崎の側から見れば、信用できる協力者より、断れない協力者のほうが安全です。心変わりの心配がありません。冷たい計算ですが、潜入する人の立場では理にかなっています。
第20話の失敗は別の問いになる
第20話では、東条が遠隔起爆した爆弾が追っ手を止め切れず、李が通信可能域へ進みました。過去の空港工作を知っていれば、また敵を逃がしたように見えます。
今回はナティックが設置し、東条が起動する分担でした。空港映像と同じ指示系統だと示す材料もありません。第20話の疑いは既存の東条内通説で追い、太田か東条かという二択へ無理に戻しません。
同じ人が二度続けて結果を出せないと、内通を疑いたくなります。けれど技術者の失敗は、普通に起こります。
太田と東条を並べて考えた時間は、無駄ではありませんでした。二人の技術がどこで分かれるのかを一度考えたから、第20話の分担も読めます。設置と起動を別の人がやる作戦は、誰か一人の失敗では説明できません。
一部判明という置き方
当たりでも否定でもない中間の状態を、きちんと持っておきたいと思っています。この説はその見本です。
工作の担い手を東条としたところは判明しました。一方で、新庄側の仲間だという前提は外れました。当たった部分と外した部分を、同じページに並べて書いておきます。
半分当たったものを当たったと言い換えないのが、このサイトの約束です。言い換えた瞬間に、次の予想の精度を測れなくなります。
東条は野崎に過去を握られ、指示されて偽装へ加わりました。別班員の拉致も知らされておらず、自発的な新庄側のハッカーだったという説は否定されました。ただし、工作の担い手を東条とした部分は判明しています。
可能性あり / 一部判明
- 第13話で、茨城空港の映像に残ったノイズへ東条が関わったと明かされました。
- 東条は公安側で監視映像を扱い、工作に必要な技術と接点を持っています。
- 太田は情報漏洩者を調べ、救出作戦ではXinxi本部の機能を止める側で動きました。
- 第15話で、東条は野崎に過去を握られ、指示へ従ったと分かりました。
- 東条は別班員五人の拉致計画を知らされていませんでした。
- 野崎の偽装はXinxiへの潜入任務へつながり、新庄側の独立した工作ではありませんでした。
この説はどう動いたか
放送後の報道と視聴者の推測を分けて、太田と東条の二人を比べました。
第13話で茨城空港のノイズへ東条が関わったと分かり、一部判明としました。
第15話で野崎による強要が判明したため、新庄側という所属の読みを否定し、工作の担い手だけが判明した形へ直しました。
出典・参考
本編と公式情報を事実確認の軸にしています。報道や個人の考察は、説の広がりを知るための参考として扱い、確認できた事実とは分けて記載しました。