クローゼットを開けた乃木は、中にいたドラムへチーズナイフを向けました。直後、ドラムは室内に監視カメラが2台あることを知らせます。乃木が本気で疑ったのか、それともカメラへ見せる芝居だったのでしょうか。場面は答えを一つに絞っていません。
順番を見ると、カメラ対策に見える
監視されている部屋で、クローゼットの人物を仲間だと示せば、潜んでいたドラムの存在まで相手に伝わります。乃木が警戒を解かなかったのは、監視側へ協力関係を悟らせないためだという読みが出ています。理屈は通ります。
ドラムが音声ではなく画面を見せたように受け取れる箇所も、この説と相性がいいです。ただし、演出上は視聴者向けに音声が流れたとも考えられます。
クローゼットを開けるまでの数秒は、見ている側にも誰がいるか分かりません。乃木の手にあったのはチーズナイフで、部屋にあった物をそのまま取っています。
武器を用意して踏み込んだのではなく、手近な物を握って開けました。この道具の選び方だけでも、あの瞬間が計画の内側だったのか外側だったのかを考えたくなります。
Fの警戒や威嚇という読みも残る
別の考察では、Fにとってドラムは初対面であり、まず信用できる相手か試したとされています。武器を渡したという読みもありますし、上下関係を示したという読みもあります。どれも成り立ちます。
どの説でも、ナイフが実際の攻撃に使われなかった点は共通します。乃木かドラムが後でこの数秒を説明するまで、複数の読みを残しておきます。
答えを一つに絞らないページ
この数秒には三つの読みが立ちます。カメラ対策の芝居だったという読み、Fが初対面の相手を警戒したという読み、上下関係を示したという読みです。どれも場面と矛盾しません。
複数の読みが立つところを一つに決めると、記事は強く見えます。そして、たいてい外れます。この場面については、絞らないほうが正直だと思っています。
確かなのは、ナイフが攻撃に使われず、あとでドラムから乃木へ返されたことです。二人はそのまま協力して動きました。結果だけが残っていて、動機は空いています。
この場面の出来事
- 乃木はナイフを手にクローゼットを開けて、ドラムの腹部へ向けました
- ドラムは室内の3時方向と入口側に監視カメラがあると伝えました
- ドラムはシャンパンを飲まないよう警告しました
- ドラムは後でナイフを乃木へ返し、二人は協力して動きました
出典・参考
本編と公式情報を事実確認の軸にしています。報道や個人の考察は、説の広がりを知るための参考として扱い、確認できた事実とは分けて記載しました。